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あっという間に・・・・

a0011190_068.jpgあっという間に4月半ば。
今月は怒涛のように過ぎているのです。
4月4日、寒い雨の日でしたが、朗読の公演を行いました。
140名ほどの方々がおいでくださり、とても温かい拍手に包まれました。
内容は、平岩弓枝さん原作の「平安妖異伝」に収録されている「花と楽人」というお話しでした。
枯れかけていた樹齢五百年の桜が、大貴族のお金に力で再び満開の花を咲かせるけれど、そのように生き返るためには大貴族の精気を吸い取っていた・・・というお話。
まるで陰陽師のような少年楽人が不思議な力でそのことをつきとめ、危ういところで貴族は助かり、桜も穏やかに枯れる(望んだ死)のですが、この桜の台詞がたまらない!
「それを(樹が生き返って花を咲かせることを)望まれたお方が、夜な夜な我を迎えて、精気を奪われたのは、花の罪にはあらず。自然の命を黄金にて買い戻そうとする天命に背く行いによるものでございました」
という言葉。

生き返って欲しいと望まれ女として喜びも感じます。
また花を咲かせることが出来るという喜びもあります。
しかしそのためには、若い女の姿になって、男のもとへ通わなければならない。。。
その恥ずかしさ、つらさ、でも少しの(?)喜び。
たくさんの添え木で支えられながら生きる恥ずかしさもあります。
もう、もう、静かに眠りたい。

複雑な思いを台詞に乗せるため、心の中に様々な思いを刻み込みます。

この公演は昨年の12月に続く二度目です。
桜の想いも随分私の中に深く刻み込まれて来ています。
きっと何度も演じるうちにもっともっと私の中「桜の想い」がつまった引き出しが、どんどんどんどん、一杯になっていくのでしょう。

そんな引き出しを増やし、満たしていくことができるのが朗読の醍醐味であり、またコーチングに繋がっていく部分でもあるのです。。。。。。
と、私は想っています。
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by yoko4122 | 2004-04-15 21:22 | 朗読